コンプガチャ

最近はすっかり興味をなくしているが、私はもともと賭け事が嫌いな方ではない。パチンコ、マージャンなどは若い頃かなりはまり込んだこともある。なにかといえばどちらかにかける、というのは今でも面白いと思うたちである。しかしたいていは負けることの方が多いから、やはりそちらの才能のなさはわかってきて、最近は遠のいている、というわけだ。それでもつぶれかかったGMの株を買って一攫千金を狙ったがこれもあえなく潰えた。

寡聞にして「コンプガチャ」についてはよく知らなかったが、「ガチャガチャ」の電子化したものかな、くらいには思っていた。これもゲームの一種だが単にアイテムをそろえる、それも人がもっていないアイテムを揃えて自慢する、など私にはよく理解できない。どううまくいっても、金がかさむだけで、運がよければ大金を手にできる、というものではない。かけないマージャンがいかに面白くないかはやってみればわかる。

時代もすっかり変わり、ゲーム全盛になったが、あれは勝っても負けても、金に関係ないこと、と思っていたが「コンプガチャ」は月に数十万円のツケがくることはあっても、運がよければ数百万円あたる、というものでもないようである。賭け事好きにも良く理解できない。ただ「コンプガチャ」の命名だけは秀逸である。「コンプガチャ」は廃止になったようだが、元祖「ガチャガチャ」はいまだ健在で街角で時折見かける。

コメント 2

kobaさん、こんにちは。

以下アドレスにコンプガチャについての記述があります。これが理解されていれば誰もやらないでしょうが、巧みに人間の心理をついているゲームですよね。これにハマるのは、結局自分にとって都合良く解釈してしまう、ある種の性のようなものを感じてしまいます。
http://d.hatena.ne.jp/nitoyon/20120511/comp_gacha_probability
by Akira (2012-05-11 15:52) 

akiraさん、こんばんは。

コンプガチャの記述、読ませていただきました。中学生向きの説明でだいたいわかるのですが、数式がいっぱい出てくる詳細な確率論の説明は私にはお手上げです。でもこれを読んだら誰でもやってみよう、とは思わないでしょうが、それでもたいていの人は仕組みがよくわからないでやってしまうのでしょう。油断も隙もならない時代ですね。


by klaviermusik-koba (2012-05-11 21:10)