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札幌日記 [旅行]

東京ではあまり大きく報じられないが、もう今年になってから、ディーゼル特急、とくに振り子車両の火災が昨日で6回目である。ちょうど私が新千歳に着いて時には混乱は解消されていて、迷惑は被らなかった。ディーゼル特急は全国でたくさん使われており、とくにこれといった重大事故も発生していない。北海道だけに集中する、というのもわからないし、丸焼けになって全損の車両も含めて、予備車両が不足して点検整備が追いついて行っていないのが原因ではなかろうか。しかし旧型のキハ40、もしくは近郊電車などではそんな事故は発生していないから、振り子「スーパー」に多発しているところをみると独特の構造の欠陥があるのかもしれない。

数年前「スーパーおおぞら」に妻と乗車した時である。私の指定席であったグリーン車の座席に腰を下ろしたとたん、尻にかなりの衝撃を受けた。当然クッションがあると思って座ったからでもあるが、みればクッションがへたっていて、ベンチの上に座ったような感じだった。幸い空いていたので、別の座席に移れたから、ベンチのまま釧路まで行く、という目には遭わないですんだ。苦情を言おうと思ったのだが、あらわれたのがアテンダントのきれいなお姉さんでおしぼりやら、コーヒーやらさしだされたものだから拍子抜けし、結局そのままになった。おしぼりやコーヒーなどどうでもいいからやるべきことをちゃんとやってほしい。グリーン車はもちろんだが、特急にはそれなりの料金を払っているのだから。苗穂の工場を横に見ながら札幌に向かう時、何両かビニールシートで覆われた車両がもうずいぶん長い間駐留していて、いまだに解体がすんでいないように見える。JR北海道は厳しい状態におかれているようにみえる。厳しいといえばJR四国も同じように財政的には厳しいはずだが。。。(札幌)

追記:やはり特急用車両が決定的に不足し、徹底的検査のため、何編成かが営業につけなくなる、という事態が発生した。観光北海道にとっては痛手で、すでにいくつかのツアーもキャンセルされているようである。いくつかの特急が、これからシーズンで多客期にもかかわらず、運休を余儀なくされる。JR北海道はヤバく、当てにならない、という評価が根付いて客離れにならないことを願うばかりだ。本来、大陸的ですばらしい景色が売り物の北海道、JR九州のように豪華列車の一周旅行など企画すれば人気が出るのになあ、と歯がゆい思いでいる。トロッコ列車とC11だけでは迫力に欠ける。JR北海道が所有しているイベント列車だけでは限られるから、たくさん所有しているJR東日本などから借りる,という手もあるのではないか。

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