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スウェーデンの機関車(続き) [メルクリン]

今日はレールに乗せて見た。あれ?と思ったのはまず動かないのである。パンタをあげた状態でショートしているらしい。パンタをおろして見る。通常に動く。今度は二個あるパンタを交互に下ろして見た。いずれもダメである。このトラブルは以前にも経験しているので、さてはパンタと車体の何処かがショートしている、と思って車体を外し、何箇所かそれとおぼしき箇所を絶縁して見たがやはりダメである。いったいメルクリン社は出荷する前にテストして見たのだろうか。

そこで架線集電を諦め、パンタが架線とショートしないよう、まず、シューにテープを貼り付けてみた。これで動きはするが、何週かするうちに架線とこすれて落ちるホコリがやたらと多く、これは失敗。

次に糸で架線の高さを引っ張って適当なところで結んでみた。これは簡単でいい方法ではあるがレイアウトの架線はどこも同じ高さであるわけではない、トンネルなど架線の低いところではショートする。そもそも糸の垂れ下がっているのがやはり気になるのでこれも失敗。

それでは、と今度は菱形パンタの真ん中の折り目の鉄線がU字形に折り曲げられているのをラジオペンチで硬くしめてバネが効かないようにした。これなら手で好きな高さに調節できる。当分漏電の原因がわかるまでこれでいくことにした。パンタのシューも実物に近くかなり短いので、うちの旧型の架線システムでさえ、うまく追随してくれない。まして最近のシステムはもっとセンシブルだからかなり大変であろうと想像される。

サウンドに関しては格段に質が向上した。これまでのどこかオモチャっぽさが消え、電気機関車というむつかしい条件でさえ、かなりの出来栄えで、これでこそサウンドの魅力、というに十分。やはりせめてこのくらいのレベルにはならないとサウンドを満喫する、というふうにはなりにくい。ありがたいことにファンクションの順位が重要と思われる順位に並んでいるので、うちの旧式なパワーパックでもブレーキ音、モーターのうなり、コンプレッサーなどのサウンドは聞ける。貨車専用機だからスウェーデン語の駅アナウンスが聞けないのはちょっと残念。

少しびっくりしたのは、f2のボタンを押し、同時にノッチを入れても機関車はすぐには動き出さない。モーターが唸りだし、いろいろな準備音があって、5、6秒後たってゆるゆる動き出す。これはにくい。止まる時もf2スイッチオフにしてもしばらくはサウンドはなり続け、ブレーキの空気が抜ける音が終わるまで続く。けれどもサウンドをオフにしている時は通常通り発進、停止する。これからはサウンドとスピードのコーオペレーションがどのように進化するかが今後の注目点かもしれない。室内灯、運転台のライティングはCSが必要になるが、これはまたいずれ。
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