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メルクリンはサボるな(2) [メルクリン]

私はメカに疎いのでよくわからないのだが、やはりデジタルというのはどうも何か無理があるように見える。私が初めて買った103。ごく初期のアナログからデジタル化した103型はデジタルレイアウトでの不調に長年悩まされ、もうほぼ諦めていた。ところがふと気がついてアナログで走らせてみると、意外と走る。そしてアナログで何時間も走らせているうちにどんどん調子が出てきたので、多分無理だろうなあ、と思いつつも、デジタルのレイアウトに戻して見たら、ここでもすっかり調子を取り戻してまるで水を得た魚のごとく走るようになった。

一方この40型である。これはもともとデジタル仕様で、比較的新しいサウンド付きであり、カルダン駆動の4軸駆動だが、当初から不調だった。ウオームギアであるため、ほんの僅かの通電不良の箇所でも息つきを起こす。てっきりレールも車輪も汚れているせいだと思い、ある区間、レールを徹底的に掃除し、車輪も十分に磨いてこれ以上は無理、というところまでやったが、以前よりマシにはなったものの、やはり完全な走行には至っていない。

そこでこれもアナログに移してみたら実にスムースな走行ぶりである。デジタルのものをアナログで走らせるのはあまり望ましくない、と聞いていたのでこれまで控えてきたが、これもしばらくアナログで飼いならしてみようと思う。デジタルではうまく走らないものでもアナログではすべて調子良く走るが、その逆はない。模型列車の走行にそもそもデジタルは無理があるのだが、そのほかのメリットが大きいので無理をしてデジタルでやっているのではないか、という気がしてならない。

そうはいってもほかの大部分のデジタル車はちゃんと走ってくれているから、この原因は一体なにからくるものか、悩んでいる。
image-20150204200259.png

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コメント 2

K.Maerklin

以前に一度お便りしたK.Maerklinです。
私もメルクリンのディジタルについては全く同感ですが、高機能を実現して製品の競争力をつけるために採用せざるを得なかったのだと思います。もしアナログ走行で復調したのであれば、ブラシ回りの何らかの汚れが原因であった可能性もあると思います。これも一種の通電不良(厳密には絶縁不良)を起こし、困ったことに現在のモーターでは線路や車輪の汚れよりはるかに敏感です。可能であれば、モーターカバーの内側と回転子のブラシ接触部をベンジンで清掃されてはいかがでしょうか。私の場合、ディジタル化した古いE03の走行不調(スピードが出ない、ぎくしゃく走る、止まってしまうなど)がこの原因でした。ここではあまり詳しくご説明できませんがご容赦ください。これからも楽しく拝見させていただきたく思っております。(別の欄に送信してしまい、大変失礼しました。申し訳ありません。)
by K.Maerklin (2015-02-05 13:36) 

klaviermusik-koba

K.Maerklinさま

いろいろお教えいただき、ありがとうございます。なるほどブラシまわりの汚れ、ということであれば、いくら車輪やレールを掃除してもだめなわけですね。ましてほかの動力車の大部分はまともに走る、ということであれば、その車両固有のトラブル、と考えるのが確かに理にかなっています。回転子のブラシ接触部分の汚れ、というのは、原因としてありそうです。やってみます。ありがとうございました。
by klaviermusik-koba (2015-02-05 18:07) 

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