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四国のツーリズム [旅行]

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JR最南端の駅、海部。ここで阿佐海岸鉄道に乗換。

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御免町駅から土佐電鉄の市電で45分かけて高知市内へ
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宇和島鉄道(現在の予土線の一部)最初のコッペル、意外と保存状態がいい

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坊ちゃん列車。クラウス製・ミュンヘンの銘版あり。松山市駅で簡易転車台により人力で方向転換中


4泊4日の四国弾丸ツアー、年寄り夫婦旅だったが無事帰京。実に色々な乗り物を乗り継いでの弾丸ツアーである。それにしても室戸岬の路線バスはきつかった。成城学園前ー二子玉川間の小田急バスと同じ小型で、ごく普通の硬く、狭いシートの路線バス、おまけに団体と乗り合わせ、座席にはなんとかありついたものの、すし詰め状態。これで全部の行程が3時間くらい。路線バスとしては超長距離であろう。ある程度きついことは予想はしていたがまさかこれほどとは。でもあえてタクシーもレンタカーも使わず、可能な限り公共の乗り物を使って四国一周するという当初の目的は果たした。

その代わり、使えるところはグリーン車を使った。松山から乗った予讃線8000系のグリーン車はこれまで経験した最大の広さと快適さで、岡山で「のぞみ」のグリーン車に乗り換えた時、えらい窮屈な座席だなあ、と思ったほどである。四国の乗り物で感じたのはアナウンスはすべて日本語のみ。外国人にもほとんど出逢わなかった。九州新幹線が、日本語、ハングル、中国語、英語でアナウンスしていたのとは対照的。松山で乗ったタクシーの運転手に外人観光客は増えましたか、と聞いたが、「いや、あんまりみかけまへんなあ」という答えだった。

これは実に惜しい。これほど風光明媚な観光資源がうなるほどありながら、外国客にもあまり知られていないようなのだ。外人観光客誘致の本気度が九州とは雲泥の差がある。四国を本気で観光客の誘致を考えるなら可能性はいくらもあるはずだ。どこに行ってもお遍路さんの姿を見かけ、神社仏閣も多く、景色の美しさに加え、外人には絶対魅力的に映るはず、と「言葉も通じない外国人ツーリストの目」で道すがら、私は四国を観察したのである。

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