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Gelenklokomotiv [BEMO]


サン・モーリッツの駅構内で列車の入れ替え作業を見ていたときのこと。この駅はレーテイシェ鉄道の拠点にあたる駅なので構内は広く、複雑にレールやポイントが組み合わされ、そこをこの機関車(Ge6/6)がポイントをいくつもわたってうねうねと動き回っていた。でもこれを観察していてあれ?と思った。ご覧のように6軸の動力軸を持っていて、車体は2つに分かれている。何しろ急カーブの多い路線のことだから、中央で折れ曲がるように出来ているのか、なるほど、と感心して見ていたのだが、Sカーブの多いポイントを通過するときでも車体は全く折れ曲がらないではないか?

理由はこの模型をフランクフルトの模型店で買ってみて、謎が解けた。これは実は2つの車体が縦方向に折れ曲がるのである。つまり勾配が多いので、水平の路線から勾配にかかるときでも軸重が各軸に平等にかかるように考えられたものであろう。横方向に折れる機関車は世の中多いが、縦方向に折れ曲がるのは珍しいのではないだろうか。もしかして有名なミニクロコは縦にも横にも曲がる?どうなんでしょうか。いったいこのGelenklokomotiv(Gelenkとは医学用語で関節のことを言う)何と訳すべきでしょうか。


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コメント 2

Akira

BEMOは良いですね。私は、BEMOは1台も持っていませんが、Nuernbergのメッセでは、いつもワインをごちそうしてもらっています。スタッフは皆親切!
で、その機関車ですが、連接機関車とも訳せると思います。私も不思議に思うのですが、この連接部分は車体のどこと繋がっているのでしょう。気になると眠れなくなってきますね。
by Akira (2008-01-20 23:46) 

klaviermusik-koba

連接機関車、なるほどですね。実物は私も知りませんが、模型は両方の車体から突き出た円形で肉厚のものが組み合わさって、それを車体巾いっぱいにつなぐスチール棒でとめる、というごく簡単な仕組みです。

BEBO LGB ,MAERKLINといろいろ手を出しているため、どれも徹底しない、というのが現状です。これにZも少しやってみたいなあ、と、気が多いので、金はいくらあってもたりません。
by klaviermusik-koba (2008-01-21 09:11) 

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