SSブログ

二つの卒業コンサート [音楽大学]

(1)洗足学園大学院特別演奏会。13日。このコンサートとしては3回目になる。サントリーホールで演奏する、大学院卒業生にとって晴れの舞台である。ピアノは今年は2台ピアノ8手連弾でベートーヴェンの「エグモント序曲」。このたぐいの編成には曲がないのでたいてい自分で編曲をするしかないのだが、今年は編曲者不詳のものが見つかったのでこれを当てた。編曲がひどく悪い、というわけではないが、いろいろ問題が多い。そこで私はあちこち手を入れざるを得なかった。学生たちはみなとてもよく演奏したと思うが、どうやらこれは私の選曲ミスだった、と反省しきり。やはり手抜きはだめである。

(2)その翌日14日。札幌大谷大学卒業演奏会。飛行機の都合で最後の何人かだけを聞いたから全般の感想をいうのは難しい。4年間きちんとした教育を受ければ、かなりのレベルにまで到達する、という実感は持った。大学が発足してから2年しかたっておらず、大学生として入学したものは当然まだいない。もともと短大の2年間から後の編入学生しかいないから、第1回卒業生、というふうにはならず、平成19年度卒業生、という苦しいネーミングになった。

卒業式も無事終わりました。卒業生の皆さん、将来に向けてがんばろう!


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 2

SCRIABIN

この場をお借りして…。
本当に、沢山お世話になり、有難うございました。音楽以外にも、何か大切な事を沢山教えて頂いたと感じています。
「一生ピアノが必要な人だ」とおっしゃって下さった事が凄く心に響きました。
弾きたいのに体がついてこなかったり、或は弾こうとしても心がついてこなかったり、もがいた日々が何度もあり、でも最終的にいつも、ピアノに救われてきたと感じています。
これからも、もっと勉強し、ピアノと共に生きていきたいと思います。
by SCRIABIN (2008-03-16 20:50) 

klaviermusik-koba

いろいろ苦労の多かったあなただったけれど、演奏を聴きながら私は万感の思いでした。すこしづつ、でいいから自分の道を切り開いていくよう祈っています。相談事があればいつでも大学にきてください。
by klaviermusik-koba (2008-03-17 15:44) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

ビールの町,ミュンヘンRNAV航法 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。