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タンカーはゴルバチョフ,ウオッカはチャイコフスキー [メルクリン]

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 「ゴルバチョフ」のタンク車なら当然中身もそうあるべきだろうが,この中身のウオッカはじつは「チャイコフスキー」。(写真車両の後方右側のボトル)誰かからドイツのお土産にもらったものの,うちはだれもウオッカはあまり飲まないことあってボトルの半分以上が残ったままになっていた。

 ウオッカといえば強いお酒,というイメージが強いが,「チャイコフスキー」はアルコール度30%なのでウオッカとしてはかなりマイルドな方なのだ。一度ドイツ留学中,70%のウオッカを一口飲まされたことがある。とたんに口の中も食道も胃も焼けるようになって,ほうほうの体で辞退した記憶がある。ドイツ人といえばシュナップスくらいしか飲まないのかと思ったら意外にウオッカ党も少なくない。

 ルブリンというポーランド領で,もうロシアの国境に近い町に一度コンサートで訪れたことがあるが,さすがロシアに近い,と思ったのは,ホテルの朝食に普通の朝食セット以外に変わった形のグラスがおかれていたので,これはなにに使うの?と聞いたら「ウオッカ」という答えが返ってきた。ふーん,ロシアに近いところでは朝食にウオッカを飲む人が多いのか,と変に納得もした。

 このタンカーは口が狭いので,液体がなかなかうまくはいらない。ボトルからほかの容器に移し替え,スポイトですこしづつ,注入する,という戦術をとったが,このボギー車のタンク,意外に容量があってあまりにまだるっこく,半分くらい入れたところでギブアップした。

 
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コメント 4

Akira

「Wodka Gorratshov」ですね。ドイツに居る時...そうソ連が崩壊して暫くしてからだったでしょうか。テレビで盛んにこのウオッカの宣伝をしていたのを思い出します。当時の名前のご本人とは関係ないのでしょうが、やはり時の人だったのでしょう。ロシアの代名詞みたいな名前ですから、瞬く間にこのウオッカの名前は知れ渡ったと思います。

それにしても...スポイトで少しずつ移すというのは考えただけでも大変そうです。何かちょうど良いじょうごでもあれば良いですね。

でも、このタイプのガラス貨車が様々なお酒を積んでずらずらと走らせれば、さぞ壮観ではないでしょうか。
これを、日本酒の地酒などのロゴ入り(もちろん漢字で縦書き!)で作ったら、ドイツでは話題になりそうな気がします。
by Akira (2008-07-01 16:18) 

klaviermusik-koba

うん、Tシャツ感覚で日本文字で「鬼ころし」とか「くぼた」なんか入れたら外国人案外おもしろがるかも知れませんね。日本人は多分間違いなく買うでしょう。もともとガラス製のタンク車など実在しないわけですから、模様として面白ければ何でもあり、ということだと思いますが。
by klaviermusik-koba (2008-07-01 19:32) 

Akira

H0は、広告貨車としての発注最低500台から注文できます。私も採算が合うならやってみたいですが、醸造元の承諾と初期投資があればできます。
でも、濁り酒なんてガラスタンク貨車に入れられたら面白いでしょうねぇ。うまくやれば醸造元が買い取ってくれるかも?
交渉次第で可能かも?
by Akira (2008-07-01 19:47) 

klaviermusik-koba

面白いかもしれませんね。ただ日本で500台売れるかどうか,ということになると確信は持てませんが,製造元と話し合ってみると中には乗り気になるメーカーもあるかもですね。かりに1両7000円としても全部買い取るとすると,350万円?ちょっとした新聞の広告代のような気もしますが。濁り酒はガラスタンクには映えますね。
by klaviermusik-koba (2008-07-01 20:08) 

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