ミネラルウオーター車

　
　スイス・レーティッシュ鉄道のALBULA(ミネラルウオーター）運搬貨車で、車体の広告が実に美しいので、それにつられて買ったのだが、ごく当たり前の２軸貨車なのに、安定して走らない、よく脱線する、などどうも具合が悪い。脱線、転覆するたび部品がとれ、挙げ句の果ては頑丈なカプラーもこわれた。これはmade in Chinaとあるので、ためしに昔からある古い貨車made in Germany の車輪と取り替えてみたら、それだけで見違えるように安定して走るようになった。車輪以外にも不安定な走りの原因はありそうだが、車輪だけでもこんなに違うのだ。単純な話、車輪がきちんとした円形で出来ていないのではないか。それにしても最近買った貨車は、made in Chinaとあるのは正直でいいのだが、それにしてもレーマンであり、値段も決して安くはないのだからこれでは困るのだ。新しく買った貨車はすべて似たような状態にある。

　もとより、保線状態がそう威張れた状況にはないので、大きな顔で文句は言えないのだが、それでも古くからある車両はきちんと走っているところをみると、やはりこれは車両のせいに違いない。

コメント 2

中々ステキなグラフィックの貨車ですね。でも脱線というのはいけませんね。我が家のLGBの車両は普通に動きます（もちろんお座敷レイアウト）が、Toy Trainシリーズのモデルだと車輪が樹脂製で軽いため、ポイントの向きが違うだけで線路に車輪が乗り上げてしまいます。やはり重量は必要ですね。
by Akira (2008-08-06 22:03) 

中国製になってよくなったところもありますが、基本的な走りに問題があるのは困ります。これも同じように車輪は樹脂製で、重量もそれなりにあるのですが、軸受け、連結器と車軸が直結している構造が、車両の全長が変わると微妙に影響するようです。
by klaviermusik-koba (2008-08-07 09:05)