LÖWENBRÄUのビール貨車 [レーマン(LGB)]
こんな貨車が実在したかどうかかなり疑わしい。だいたいこのビールの本家がMünchenだから、München近郊にはほとんど標準軌しか存在しないので、狭軌用のLöwenbräuの貨車自体あまり縁がなさそうに思えるのだが。模型の世界だけのファンタジーであろう。しかしこれは南相木村鉄道の一番古参の貨車で、いつも雨ざらし状態にあるが、変色もしないし、樹脂の変形もない。適当に天然のウエザリングが施されて、うまくヤレている。昔は貨車にも客車にもサボ代わりに「LGB」の文字が印刷されていたものだが、この貨車あたりから、少しでも実態に近づけようとする変化が見て取れる。
このサイズの貨車は、屋根が簡単に外れるようになっていて、屋根の種類が、このような薄型、もう少し背の高い厚型、ダブルルーフ、などなど、客車にも貨車にも共通して取り替えられるようになっていて、屋根だけでも取り替えるとずいぶん雰囲気が変わるものである。まあこの辺のアバウトさがLGBの面白いところでもあろう。
2008-08-09 10:03
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自然の中のLGB貨車は、中々周りに溶け込んでいて、まさに実物の風情ですね。樹脂製でも中々劣化しないのは、樹脂のクオリティが高いからだと思います。
今日、メルクリンの1番ゲージやLGBのクラブレイアウトを見ましたが、それぞれが魅力的でした。
by Akira (2008-08-09 19:54)
メルクリンの1番ゲージはレイアウトはもとより、実物もあまり見たことがありません。そういうクラブのレイアウトがあればぜひ一度見てみたいもの、と思っていますが、またariraさんのブログなどで情報を探ることにします。ただ、72才になった今でも、いくつかの公職を抱えていまして、時間が自分の思い通りになかなかとれない、という悩みがあります。でも75才までにはすべての公職からおりようと今から対策を練っています。そうすれば好きな会合にも顔を出せるのでは・・・自由になりたい、と切に願っています。
by klaviermusik-koba (2008-08-10 07:55)