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南相木日記(山小屋20周年記念) [プライベート]

IMG_0231.jpg(奥三川湖)
 半年ぶりである。息子たちが母屋の裏側に新しい小屋を建てるのだ,といっていたが,来てみたらもうコンクリートの土台ができている。このコンクリート打ちが1万円でできた,というからびっくりする他はないが,若い人たちのパワーは何でも自分でやるからすごい。この夏までには完成とか。

 一方,LGBは工事のため縮小され,現在なんとかエンドレス運転ができる程度には保たれている。小屋ができたあかつきには,小屋の前を横切って走るかなり大掛かりな新線プランが計画されているらしい。もうこれも次世代に任せた,という気持ちが強い。親が好きな鉄道模型は尊重して,計画をしてくれているのは嬉しい。もっとも本人たちも好きなのではあるが。

 音楽家の次世代は我が家は望み薄だが,鉄道模型に関しては着実に次世代が受け継いでくれる,私としてはいうことない。天気良好。晴れ,時々曇り。山ツツジが咲きかけていて美しい。蓼科に20年,南相木に引っ越して20年の山荘生活。その昔、あるハンガリー人の音楽家が北海道を気に入って,小さな小屋を手に入れ,ピアノもTVも何にもなくてホメロスの本一冊だけで夏を過ごす,という話を聞いてそんな生活に憧れて40年。だが,今やピアノはもちろんTVも模型鉄道もインターネットもあり,東京と全然変わらない生活になってしまっている。やっぱり私は典型的日本人ではある。そして,これでいいのだ,と開き直っている。
 
IMG_0227.jpg
(小屋づくりのために2本のカラマツを切り倒した際にコンクリート製の橋が壊れたらしい。が、もう見事に復旧している)
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