Mレールのトラス橋

もうMレールは発売中止になってしまったので昔カタログの定番だった、レールに組み込んだトラス橋も当然カタログから消えた。それで，こんなもの持っていても仕方がない，というのでヤフオクあたりに出てきたのだろう。たしか１個だけあったトラス橋がいつの間にか３個に増えていた。息子が買い込んだに違いない。

折角見つけたからひっぱりだして、記念ついでに２４センチ客車のRheinpfeilを配してみたら、やはりこの時代に作られたものだけあって，それなりにレールと車両のバランスが取れていて美しい。もうこの時代のメルクリンに戻るべくもないが，頑丈、壊れないという、クルマでいえばカブトムシ時代で質実剛健時代のドイツ製品面目躍如，という観があってこれもまだまだ捨てがたい。ドイツも世界の趨勢からは逃れるのは難しい。あのメルセデスすら部品は９年間しか保証しない，という時代になったのだから。