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糖尿予備軍その後 [健康]

 あれから一月あまりたってまた血液検査を受けた。まあそう変わりはなかろうとたいして期待ももたずに結果報告を聞きに出かけた。ところが、である。1ヶ月の間に体重を2キロ減らし、全体の食べる分量、とくに甘いものを減らした。効果はてきめんである。あらゆる数値が正常値におさまった。

 要するに諸悪の根元は食いたい放題食う、ということにあったみたいで、甘いものを減らした結果最大の効果は中性脂肪の減少。200くらいあったのが114に激減。空腹時血糖値が92まで下がった。めでたしめでたし、となるわけだが、払った代償は大きい。ケーキもダメ、大福もダメ、果物もダメ、朝のパンに付けるジャムも激減、ごはんももう少し食いたいところを我慢する。間食は原則としてしない。いわば年中空腹状態(これを昔の人は腹八分目、という)といって過言ではない。食うものが減れば当然家計も助かるから悪いはずはないのだが、こんなので人生生きている意味あるのだろうか、とも思う。いっぽう糖尿病になって足を切られたくはないから、それを思えばまだマシかも知れない。

 それではこれで薬はすべてやめてもいいか、といえばそうでもないようで「薬の効果もあるからこの範囲におさまっているのです」と説明をされれば、そうですか、と納得せざるを得ない。難行苦行はこれからも続く。
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コメント 4

高本秀行

小林先生、糖尿病コントロールがうまくいっているようで、何より安心しました。「今までの食生活が悪かったから糖尿病になった」は、2型糖尿病の人は全員該当します(私も)。今までの「ツケ」はどこかで払うしかない、と私高本は思っております。
いつまでもピアニストである小林先生が天寿を健康に全うされますように!リスト「ロ短調ソナタ」の講義を楽しみにしております。
by 高本秀行 (2010-01-27 23:00) 

klaviermusik-koba

いつもご心配いただきありがとうございます。三日坊主に終わらないよう頑張ります。高本さんはこの病気に関しては先輩ですからいろいろと教わることも多かったです。

この日曜日に伊藤康英さんとリストのソナタの打ち合わせをします。作曲家とピアニストでは見方が違うと思いますが、あまり妥協をしないで、違いはお聞きいただく方に判定していただこうと思っております。よろしくお願いいたします。
by klaviermusik-koba (2010-01-28 18:13) 

高本秀行

小林先生、早速の返信コメントありがとうございました。いつまでも健康に長生きして下さい。「糖尿病」はコントロール可能な病気なので、「必ず、対症が良ければ良くなる病気」です。悲観し過ぎず楽観し過ぎず、私は病気と向き合っています。
もし、差し支えなければ、リスト:ロ短調ソナタの伊藤先生とのやりとりをブログに書いて頂ければうれしい限りです。昔、佐伯が先生に教わった時、いろいろとお話を聞かせて頂いた曲なので、興味津々です!!
by 高本秀行 (2010-01-28 19:27) 

klaviermusik-koba

たぶん、伊藤さんとの話し合いはリスト以外いろんなことに話が及ぶのではないでしょうか。仕事のために、というよりはお互い好きなこととなると仕事のことを忘れてしまう、という傾向はあります。うまくブログに収まるような内容になるかどうか・・・・。

何とも今のところお約束いたしかねます。
by klaviermusik-koba (2010-01-29 09:02) 

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