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COLORADO & SOUTHERNの蒸機 [レーマン(LGB)]

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 猛暑の東京を逃れてきてみたらまた見慣れないものがいくつか増えている。どうやら、もうここのレーマンも私の手から放れ、世代がわりしつつあるように見える。1905年製のアメリカの古典機である。サウンド付きで盛大な音を立てて走行するが山奥だから誰にも迷惑はかからない。スケールが大きい分、スピーカの直径も大きく取れるからその分楽に音はでる。が、これはレーマンとしてはかなり古い製品なのでサウンドの質も最近はもっと進歩しただろうがこの製品のサウンドはまだそれなりではある。

 COLORADO & SOUTHERNのシルバーと黒の塗り分け。巨大な防炎付きの煙突と排障器がいかにもアメリカらしい。1996年のカタログにでているものと全く同じだからこの時代に買った人がヤフオクに出したのだろうが全く新品同様で使われた形跡はない。こういうコレクターは買うだけで走らせる、ということがあまりないのだろうか。これはアメリカ向けなので、アメリカには1番ゲージの商売がたきはわんさとあるからいい加減なものは作れない、というところがありありと見える。たとえばパイプ類であるが、ほとんどが鋳型ではなく実際にパイプがはめ込まれており、キャブの窓枠はいかにも古い木製、というウエザリングも施されている。火室には電気が点灯するので、夜間運転には雰囲気も演出されることだろう。

 これに連結するするべきアメリカ型貨車ももう我が家にはかなりの数がある。快晴の山荘の庭、アメリカ型もまた美しく映える。この1-Cの小型テンダー機も大きさも似つかわしい。ただ、これらの車両は自動連結器なので、ヨーロッパものとの混結ができない。それと、このたぐいの実物は全部標準ゲージだから、寸法的には変なはずだがおおらかなアメリカ人はそんなことにはこだわらないらしい。メーターゲージと標準ゲージの車両が引き込み線に仲良く同居する風景も変といえば変だが、こんな山奥にいるとそんなことどうでもよくなる。
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