震災後の三陸鉄道 [鉄道一般]
(北リアス線・宮古駅・2010年夏)
ほとんど壊滅状態で再起不可能ではないか、と思われた三陸鉄道の北リアス線で久慈を起点として3駅間ではあるものの、運行が再開された、と新聞で報じられたのはうれしい。北リアス線は三陸鉄道の中では一番あとに開業したので、ほとんどの部分がトンネルで、わずかに顔を出す山間部に駅があるから津波の影響は受けていないはず。ただ、路線は地震の影響は大きいものの、車両自体は一両も損傷を受けていない、とのことで希望は見える気がする。
この北リアス線始発駅の宮古や釜石、陸前山田、大船渡、気仙沼などのわずかな海際の平地にへばりつくようにある三陸鉄道の拠点となる主要駅や路線はほとんどが津波で壊滅状態にあると思う。しかしこういう有事の際、三陸鉄道が復旧すれば地域復興に大きな役割を果たすのではないか。これからどうなるか固唾をのんで見守っているところである。ひなびているがこの花いっぱいの美しい宮古の駅も半年前の姿が跡形もないと思うと胸がつぶれる思いがする。
2011-03-26 14:24
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コメント(2)
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kobaさんこんにちは。
父方の田舎が南リアス線の唐丹駅の近くでした。
帰省していたころは鉄路は建設凍結中でした。
昭和三陸津波で新築の家が流されましたが、今の私がいるので強運なのでしょう。
今回は高台の線路下に津波が来たそうですが、詳細は孤立化しているので不明です。多分そのまま流されずに生活していると思います。
by abe (2011-03-26 14:34)
abeさん
大変な目に会われたのですね。まだ孤立化されているとか、メディアはかなりの部分は明らかになっているといっていますがまだまだわからないところはあると思います。ご無事でいられることを祈るばかりです。
by klaviermusik-koba (2011-03-26 19:24)