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もう一つのレイアウト [メルクリン]

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(24センチ客車さえ長く見える。この時代にあっては24センチ、という長さもそれなりに意味があったことがわかる)

南相木では目下LGBは運休中。が、我が家にはもう一つレイアウトがある。これはメルクリンのアナログ専用で二つのボードにそれぞれ別なレイアウトがあり、その間を鉄橋でつないで拡大する、またはそれぞれ単独でも運転を楽しめる、という簡易レイアウトとしては比較的大がかりなもの。

下の息子が考えて作ったもので、しばらくLGBの陰に隠れてオクラになっていたがそのうちの一つを引っ張り出し、久し振りに運転してみた。もちろんMレールであり、それにトランスをつなげるだけだから至って簡単、と思っていたらそうでもない。路線ごとに区分があってどのスイッチがどの路線区間かわからなくなってしまった上、ワイヤがきれぎれでどれがどうつながっているかもわからない。

ミュンヘン留学時代に集めたもののほかに上の息子が買い集めた24センチ客車が山のようにある。これだけでも一つのコレクションといえるかも知れない。さすがアナログ、10年くらい運転していないけれど全く問題なく走る。いまだにこの時代のものだけを集めている人もいると聞くが、今見てもそれなりの魅力は失せていない。

(追記)幸か不幸か現在の精緻な鉄道模型をわれわれはすでに知ってしまっているからこの1960年代のモデルはなんとなくノスタルジーっぽくみえるが、いまでも私たちが現代のモデルを知らないでいきなりこれを見せられたと仮定するなら、やはりそのできばえには感嘆するであろう。鉄道模型に限ることではないが我々が古い時代のものに接するにはやはりその作られた時代になりきる心構えがないとその良さは伝わらないのではないか。
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