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バスタブ型テンダー [メルクリン]

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 オーストリアに移籍された52型だが、この時代の機関車はオーストリアでもドイツと同じ型式番号を踏襲しているものとみえる。「バスタブ」型テンダーと一般に呼ばれているものだが通常のテンダーと違って裾が丸くしぼられている独特のものだが理由はよくわからない。おそらく1960-70年代頃のものと思われる。これにはいろいろヴァリアンテがあって、中でも傑作なのは中間部に車掌室が後で付加されたものがある。車掌車(日本でいう「ヨ」にあたるもの)が一時不足して、それに対応するためにテンダーの上部につけられたものらしい。なんだか見るからに狭そうで窮屈で車掌が気の毒に思える。日本ではこんなことは多分一度もなくて、貨物列車の最後部にはかならず緩急車がつけられていた。

 ドイツ型との違いはテンダーのボギーが黒塗りであることと、先台車のスポークがないこと、煙突の形が前後に細長いこと、くらいであろうか。このモデルはデルタ時代のものだが走りはいたって静かでスムース、この時代のものとしては抜群といえる。デルタの走りは機関車によって随分スムースに走るものと、いかにも時代物、という感じの轟音をたてる走り方をするものの落差が大きいがなぜだろうか。
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