札幌日記(2) [音楽全般]
札幌音楽家協議会、という演奏家、作曲家、指揮者などの団体が結成50周年を迎える、ということでキタラ大ホールで3時間にわたるコンサートと祝賀会が盛大に行われ、私も招待された。
この種の祝賀コンサートは会のスケールが大きくなればなるほど様々な困難がつきまとうものだが、当夜は3部にわかれ、ファンファーレに始まり、第1部が管楽器と4台ピアノのコンチェルト、第2部がピアノ合奏中心、第3部がオペラ、合唱とうまくまとめられている。演奏はどれも水準が高く、札幌の音楽界もここまで来たのだなあ、と昔の札幌を知る私には、感慨深いものがあった。様々なコンサートの企画に関わることの多い私も今日の演出は大変参考になった。50年昔、といえば札幌交響楽団ができ、札幌大谷短大ができ、そのほかいまの札幌の音楽的水準に達するための一連の記録すべき時期であったことがわかる。
地方都市でこのようなまとまった音楽団体が50年も活動を続けているのはあまり例を見ない。関係者のスピーチを聴いていると、ここまでくるにはいろいろ紆余曲折もあったようだが、日本でもいいモデルになりうるケースではなかろうか。かといってこのモデルがほかのどこの都市でも簡単に実現できるとは思えない。50年の歳月の積み重ねは大きい。スピーチで私も一言しゃべったものの、例によってなんか見当はずれなことを言ったみたいな気がする。
今夜は日本ショパン協会北海道支部で私のショパンの講演、公開講座がある。6年も札幌と関わっていると、何かとおつきあいもふえてくる。
この種の祝賀コンサートは会のスケールが大きくなればなるほど様々な困難がつきまとうものだが、当夜は3部にわかれ、ファンファーレに始まり、第1部が管楽器と4台ピアノのコンチェルト、第2部がピアノ合奏中心、第3部がオペラ、合唱とうまくまとめられている。演奏はどれも水準が高く、札幌の音楽界もここまで来たのだなあ、と昔の札幌を知る私には、感慨深いものがあった。様々なコンサートの企画に関わることの多い私も今日の演出は大変参考になった。50年昔、といえば札幌交響楽団ができ、札幌大谷短大ができ、そのほかいまの札幌の音楽的水準に達するための一連の記録すべき時期であったことがわかる。
地方都市でこのようなまとまった音楽団体が50年も活動を続けているのはあまり例を見ない。関係者のスピーチを聴いていると、ここまでくるにはいろいろ紆余曲折もあったようだが、日本でもいいモデルになりうるケースではなかろうか。かといってこのモデルがほかのどこの都市でも簡単に実現できるとは思えない。50年の歳月の積み重ねは大きい。スピーチで私も一言しゃべったものの、例によってなんか見当はずれなことを言ったみたいな気がする。
今夜は日本ショパン協会北海道支部で私のショパンの講演、公開講座がある。6年も札幌と関わっていると、何かとおつきあいもふえてくる。
2012-03-19 09:54
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