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生活保護制度 [プライベート]

高額の所得のあるタレントの母親がマンションに住みながら生活保護を受けていたのが社会問題になっている。年間何千万の所得がありながら母親の生計の面倒も見ない、というのは確かに問題であろう。ただ私は少し複雑な思いでこの問題を見ている。身内に何人もこういう家庭があれば、一人稼げる人がいても一人で全部の面倒を見るのは困難になるとおもう。それとふと彼が漏らした言葉に、今は売れているけれど、いつまで続くかわからないから、というのがあったが、それに対して、ある新聞で、なに、サラリーマンだっていつリストラになるかわからないから不安定という意味では同じだ、という意見もあったがそれもそうには違いない、とも思う。

一人稼げる人がいたとして、どこまでの身内の面倒を見る必要があるのかはある程度法律で決められている。このタレントの場合は対象が母親だったからあきらかに問題となった。法律にはないものの、身内にも付き合いの濃淡があって、一概に言えない。例えば、父親が浮気をして家族をほったらかしにして家出をした。残された母親と子供は苦労したが、幸い頑張って、息子は社会的地位を得た。のちに父親が尾羽打ち枯らして帰ってきたが、子供は今でこそ社会的地位はあるが、自分たちをほったらかしにした父親の面倒など見るのはまっぴら、という感情を持っても当然であろう。苦労をして育ててくれた母親には相応の援助はするが、親父など野となれ山となれ。。。このケースも法律論からすれば生活保護の対象にはならない。身から出た錆とはいえ、オトウサンはのたれ死にするしかないのだろうか。

浮気をした オトウサンに加担するわけではないが、家を出たのは、世間的にみれば浮気をして勝手に家族を放り出したオトウサンが悪い、ということになろう。だが、オトウサン側の論理でいくと、自分が一生懸命稼いでいるのに、家族は自分にいつも協力的でなく、冷たく当たられるからほとほと嫌になって、心ならずもこんな成り行きになってしまった。。。。オトウサンとしては、いささか身につまされなくもない。
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