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ジュンジュシ先生追悼コンサート [札幌大谷大学]

いいコンサートだった。学生も先生も、ジュンジュシ・ゾルターン先生の逝去を惜しむ人たちがステージに立ち、思い思いの曲を演奏した。いい人というのはどうしてこんなにも早く亡くなるのだろうか。会場の大谷記念ホールも多くの聴衆が駆けつけ、コンサートに聴き入り、在りし日の先生を偲んだ。ステージの上手には写真と花束が添えられ、簡素ながら清楚な雰囲気作りだった。

プログラムはやはりフルートの学生や先生が中心であったが、とくにフルートに限定することなく、思い思いの曲を持ち寄り、演奏も皆それにふさわしい内容を持ったものだった。私が最初に挨拶に立ち、黙とうを捧げたのちコンサートに移る。こういう場で、先生と学生が一緒にステージに立つのは、はからずもいい交流の場になり、その意味でも大変有意義であったと思う。ジュンジュシ先生にも喜んでいただけたことであろう。

コンサートの設定、特に当日人手の足りない中、ステージマネージャから雑用係も務めながら自らもステージに立たれた先生方、コンサートに向けてのチラシやプログラムつくりをしてくれた副手さんたち、そのほか、目に見えないところでお世話、ご助力いただいた方々、ご寄付を頂いた方々、本当にありがとうございました。コンサートの純益や、当日いただいた寄付金はリスト音楽院を通じてジュンジュシ先生のご遺族に手渡されることになっていることになっている。(札幌)
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コメント 2

ゴーリー

いつも楽しく拝見させて頂いております。
前回のジュンジュシ先生の記事でコメントを送らせて頂いた者です。
遠方におりますもので,今回の追悼コンサートへは,平日ということもあって残念ながら行くことができませんでした。しかし,娘に頼んで入場券を購入する形で,本当に僅かばかりの事をさせて頂きました。
娘も先生のお手伝いでステージに上がらせて頂きまして,追悼の意を表することができ,大変ありがたかったです。
また,このような機会がありましたら,その時は会場まで伺わせて頂きたいと思います。この度はありがとうございました。
by ゴーリー (2012-06-15 06:36) 

klaviermusik-koba

ゴーリー様

ご協力まことにありがとうございました。ハンガリーは日本のような遺族年金のような制度がないのか、ご遺族はまことにお気の毒な状況とうかがっています。少しでもお役に立てればと願っております。
by klaviermusik-koba (2012-06-15 17:21) 

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