SSブログ

アメリカの狭軌鉄道 [レーマン(LGB)]

写真.jpg
 私は自分でこういうものを買うわけはないのだが、いつのまにかアメリカの車両が我が家で幅を利かすようになってきた。これもその一つで、買った息子によるとアメリカにも狭軌鉄道は結構あって、このColorado Southernもそうなのだそうだ。これはご覧のごとく家畜車だが、この鉄道は日本と同じように真っ黒塗装である。ちがうのは屋根が赤錆色で、車体に赤いロゴマークがあってそれだけでだいぶんおしゃれに見える。屋根にランボードがあるのは、アメリカのbox-car共通のもので、これだけで西部劇によくある独特の雰囲気が出るのだ。これはmade in USAだが一体どうやって手に入れたものやら。

 LGBのカタログを見ると、Union PacificやSanta Feなど標準軌のものもたくさんのっているから、大きさは当然ちがわなければならないはずだが、標準軌用の貨車もサイズは変わらない。だから一緒に編成を組んでも全く違和感がない。それとも実際、車体の大きさは同じで、ゲージだけちがう台車をはいている事も考えられる。まあいずれにせよ、アメリカ人はこういう細かいことはあまり気にしないのかもしれない。アメリカで商売をするには数多くのアメリカメーカーと競争があるから大変であろうが、また世界最大の顧客でもある。拙宅にあるだけでも、ドイツ製、チェコ製、アメリカ製、中国製などさまざまな国で作られていて、製造国が堂々と表示されている。「メルクリン」はドイツ以外の製造国を表示するのはだいぶん抵抗があるようだが、同じ資本の会社でも大きな姿勢の差がある。まさにLGBはグローバル企業であることがじかに感じられる。作られた国によっても微妙に質がちがうのも面白い。連結器は自動連結器と、レーマン独特の連結器を選べるのだが、我が家ではこれが混在しているために編成を組むのに一苦労する。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。