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北海道の節電状況など [札幌日記]

 「わたらせ」から2日後、私は仕事と観光(ちょこっとだけ)で北海道は札幌と旭川にいた。ホテルでは朝食後、時間が許す限り新聞には目を通す。特に地方紙が面白い。同じ全国紙でも札幌で読む新聞は東京とはずいぶん扱いが違う。電力事情については、東京の新聞は概して北海道についてはほとんどふれないが、北海道の新聞では北電の記事がトップに来る。札幌の駅前の地下道は照明が半分くらいになり、地下鉄の蛍光灯も間引きになっていたりで、今の東京と似た状況になってきた。北海道は夏はいいが冬の暖房に使う電力が問題で、この冬の心配をしている。本州からの電力を融通するために、これまで海底ケーブルだけに頼っていたのを、青函トンネルのなかにさらにケーブルを増設するというがこの冬には間に合いそうにない。

 もう一つ東京で話題にならないものとして、新幹線が札幌まで延長が決まったのはいいけれど、今の函館本線をどうする、ということが大きな問題になっている。第3セクター方式ではとてもまかなえないほど多くの赤字が見込まれるので、函館本線は長万部ー小樽間は廃止せざるを得ないであろう、という論調が多い。函館ー長万部間は室蘭線経由の在来線直通の列車と、貨物列車のため、廃止は出来ないらしい。それもまた経営は厳しそうである。新幹線が開通したあとの在来線の中でも特に経営が困難なのが旧鹿児島本線の肥薩おれんじ鉄道であろうが、これも参考の材料となろう。函館本線もこうなる可能性が高い。これも東京では報じられないことだが、函館の新幹線の駅名は「北斗函館」ときまった。私は個人的には「新函館」でいいとおもうのだが。。。。

 北海道唯一の泊原発の視察(?)をかねて積丹半島をレンタカーで一周してみた。この記事は次に続く。。。
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