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南相木日記 [レーマン(LGB)]

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しばらくぶりに連休をはさんでまとまった休暇をとっている。南相木村。雲一つない快晴。ここの景色は晩秋、とまでは言えないがカラマツが金茶色に染まり、日の光を受けて眩しい。到着したら何はともあれ、LGB。どうやら鹿に蹴っ飛ばされたようなレールが曲がった箇所があるものの、それを直し、落ち葉や枯れ枝を取り除き、一通りざっとレールを磨くだけで試験列車は何の問題もなく走行する。道床が盤石なものになったおかげで、通電不良も、脱線もなく実に快適に走る。勾配がほとんどゼロだからコントローラーに触る必要もない。

ひなたにいれば暖かいし、風もまったくない。列車はなんでもいいのだ。走りゆく列車を眺めているだけでストレスはすっかり忘れ、いちおう健康な体で鉄道趣味を楽しめるだけでしあわせいっぱい。面積にして世田谷区くらいはあろうかと思われるこの南相木村ただ一つの鉄道である。この時期にくることは稀なので景色も鮮明に映る。あまりに天気がいいから今日は上流のダム湖を一周歩いて日頃の運動不足を解消しようと思う。一時間半くらいは優にかかるがアップダウンの少ない平らな道なので歩きやすい。

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 山荘の窓からの撮影。まだ葉が散っていない唐松の枝に初霜がおりた。朝日に照らされて銀色に輝く、このような見事な光景を見られたのはせいぜい一時間程度。構図が失敗だったので、滞在中、毎朝4回試みたが二度と同じ写真は撮れなかった。朝の最低気温はマイナス9度。11月にしてはこれまで経験したことのない寒さである。
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