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予定の立て方 [プライベート]

なかなか思うようにいかないものである。私は、というよりいちおう良識をわきまえた人なら誰でもそうだと思うのだが、一旦引き受けた仕事のあとに、別な、より良い条件で、面白そうな仕事がオファーされても、先に引き受けた仕事をキャンセルするのは倫理にもとる。そのことで私も一度後輩に苦言を呈したことがある。

私自身は若い時からだいたいそれを守っているが、夏の予定はいろいろ複雑なことが起こってくる。主にピアノコンクールの審査の仕事だが、最近、多くのピアノコンクールは夏に集中する傾向にある。これ自体は、大学の仕事とはほとんど重ならないのでまあ都合はいい。この夏は、ある国内のコンクールの仕事を引き受けたあと、韓国の青少年国際ピアノコンクールに10日間ばかりきて欲しいという申し入れがあったが、移動の時間を考えると無理なので、韓国の方は断らざるを得ない旨、お伝えしたら、韓国の方でわざわざ私のために日程を一日ずらしてくれることになった。その後、くだんの国内のコンクールの主催者からも連絡が入り、今年は出てくれなくていいから韓国の仕事をお引き受けになってください、とずいぶん好意的な返事をいただいた。正直、韓国の若い世代がどんなピアノを弾くかを見るのは楽しみではあるのだが。

それと並行して、仙台の仕事が入ったが、これは時間的にどれにも抵触しないのでお引き受けした。ところが、以前から日程ははっきりしないが、ということで富山の仕事を打診されていたが、いざとなってみると仙台から移動の時間が取れない。ということでこれもいったんお断りした。ところが一ヶ月後、富山の方でも、日程の都合がつきましたからこちらでずらせます、ということで、一日かけて仙台ー富山間の移動をどういうルートを取るか、と考える楽しみができた。でも、普通、コンクールの主催者はまず会場を確保し、その他もろもろの要件が揃ったあと、その期間に都合がつき、かつ審査員としての要件をみたす人(と主催者が認める人)に審査を依頼するものなのだ。けれど私くらいの年になるとこんな無理が通るのだろうか、と少々不安にもなった。私的には筋を通しているつもりなのだが。。。


で、それでいちおう万事めでたし、ではあるのだが、肝心の夏休みの最大の楽しみ、四日市の友人と一緒に楽しむLGBの予定のほうが危うくなってきた。これは私事とはいえ、どうあっても死守せねばならぬ。さて、どうするか。
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