よしなしごと

暑さのせいばかりではない。なんか今週は疲れる、と思って予定表を見ていたら、4つもの大学を掛け持ちしている、というか、たまたま重なったのである。札幌、洗足、昭和、鹿児島とかなりな移動も伴う。それに札幌ではカンタータの練習も入り、チェンバロもひかなくてはならない、など単に休みの日がない、だけでなくそれぞれがわりにハードなのである。

でも国会議員を応援して回る党首のスケジュールときたらこんなものではないから、弱音ははいていられない。安倍総理の選挙中のスケジュールはハンパではない。しかも、一歩家を出たらいつも衆人に監視されているから、ちょっとした行動、発言、態度、服装などどれも人並み以上に気を使う。よくまあ政治家になろうと思う人がいなくならない、と感心せざるを得ない。

もうすぐ休みにはいれる、そうしたら鉄道クラブのメンバーにも会える、と楽しみにしていた矢先、6人こられるはずの人たちが急に３人に減った。聞けば、脳梗塞になった、連れ合いのぐいが悪くなって、ボケがきて話がよく通じない、とか８０前後の人たちだから仕方が無い、とはいうものの寂しい。

ピアノの練習もこの職業である以上トレーニングは欠かせない。毎朝歯を磨くのと同じで、人前で弾く、ひかないにかかわらずなしだと気持ちが悪いのである。とりあえずもう年のことは考えないことにした方が良さそうに思う。でももう管理職はいやだ！ 平凡でいいから一介のピアノ弾きに戻りたい。