SSブログ

HG3-3 1058 [レーマン(LGB)]

image-20130909172945.png

南相木のラック区間はまだ建設中であるのだが、一足早くラック,アドへジオン(ラックなしの通常路線)共用の蒸気機関車が我が家に届いた。実車はスイスのブリュニッヒ線(SBB)で使われたタンク機関車で、これまでにあったHGe2軸の電機と合わせ、ラック対応の機関車はこれで両方揃ったことになる。二つの主シリンダーに予備の2シリンダーがついて、ラック区間はこれが作動する。アドへジオン運転中は2つの主シリンダーしか働かないが、このモデルもラック区間に入った時だけ、ギアが噛んで、上のシリンダーも一緒に働く、という巧妙きわまるメカニズムになっている。通常の4シリンダー機関車とは違う面白さで、(なにしろ4つのシリンダーが外側についているので)モデルにするには大変であろうが(実車でもそうだが)こんなよくできたモデルはそうそうないと思う。アドへジオン(ラックなしの区間)は通常のタンク機関車として牽引するので、ラック専用機関車のように前に傾いていない。現在夏場だけ旧FOの山岳線で観光用に使用されているのは多分このタイプではないかと思うのだが、ご存知の方は教えてください。

説明書には1941年にブリュニッヒ線が電化されるまで使われた、その後も貨物列車には使われ続けた、という。もちろん私も実車など見たことはないから、私にとっても幻の機関車。実車はルツェルンの交通博物館で見ることができる。南相木のラックレール区間でどのような走りを見せてくれるかはまだしばらくお預けとなる。
nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

韓国料理は健康食?Ludwig II Koenig von.. ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。