SSブログ

鹿児島ー札幌直行便 [旅行]

お彼岸の連休、もう先週「北斗星」でさよならをしたと思ったはずの札幌からまた呼び出しがかかり、急遽、一番交通機関が混雑する真っ最中、鹿児島から札幌まで直行する羽目になった。考えて見れば今月いっぱいは任期だからやはり先日の送別会で全部終わり、めでたしめでたし、とはなっていない訳である。

鹿児島往復の航空券はコンクールの主催側がすでに確保してくれてあったが、札幌行きはお彼岸の一番混む日だということを忘れていた。まあそれでも東京ー札幌間の一人の乗り継ぎの航空券くらいは何とかなる、と甘く見ていた。ところが今日、鹿児島空港へ着いて、全日空のカウンターでその先の札幌便を取ろうとしたら、全日最終便まですべて満席です、とニベもなく言われて流石に愕然とした。

でも私はここで諦めないのだ。この羽田行き624便に連絡しなくても、何時でもどのクラスでもいい、とにかく今日中に札幌につきたい、何とか探して見て、と粘ってみた。窓口嬢はしょうがないなあ、という顔で、パソコンをしばらくにらんでいたが、突然、あ、一席だけプレミアムクラスが見つかりました、という。やっぱり何事もやって見るものである。「ですけど」と彼女は続けた。「お客様の予約された東京行き624便はかなりの遅延が予想されていますから、この席の札幌行きの飛行機に羽田で間に合うかどうか。。。」

ところが、それからが面白い展開になってきたのである。窓口嬢はなにかおもうことがあるらしく、再びパソコンを叩いていたが、やがて思いも寄らない答えが帰ってきた。「調べて見ましたら、お客様ご予約の羽田行き0624便に使用される777-200の機材は、羽田から札幌までのこの席に該当する965便にそのまま使用されます」。何のことはない、本来この777機はそのまま札幌行きに充当するローテーションになっているのだから、いくら遅延しようが札幌行きに乗り遅れる心配などないわけである。もちろん鹿児島で預けた荷物はそのまま札幌まで行ってくれる。こんなラッキーなことはそうあるものではない。

かくて、羽田でも乗り換えで右往左往することもなく、一旦飛行機を降ろされてしばらく待つだけで済み、鹿児島のホテルから札幌のホテルまでdoor to doorで7時間で到着した。

nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。