新しい41型 [メルクリン]
ここまでやるか、と思わせる新しい金型の41型、とうとう買ってしまった。以前の41もよくできている、と気に入っていたが、精密さ、という点では今回の製品は量産品としてはもう限界まできているのではないか。いろいろなヴァリエーションがリリースされているが、私はやはりこの渋いウエザリングを施したのがいい。今回はもちろんmfxのフルサウンド付きである。おまけにディスプレイ用のレール付きであるが、これはまあなくもがなである。
ウエザリングのもっと徹底したのがROCOからもでているが、これはウエザリングを通り越してほとんど廃車寸前のサビだらけ、雨ざらしの状態風でいくらなんでもやり過ぎの感があるが、これはこれでまた、廃墟趣味の人にはこたえられないのかもしれない。
あまりに細かいパイピングなどが多いのでちょっとしたことで取れてしまうので扱いにはものすごく神経を使う。以前の製品のつもりで少しいいかげんに扱っていたら、ロット周りを壊してしまった。運転できないわけではないが、昔の製品のように机から床に落としても、ちょっと塗装が剥げる程度の堅牢さは昨今の製品には望むべくもない。それでも昔のケースには「箱から取り出す時にはロット周りやパンタグラフなど損傷しないよう気をつけて扱うこと」という注意書きがあったものだが、今はそれすらない。
2014-06-10 18:03
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