ICE久方ぶりの感想 [旅行]
最近ドイツの鉄道に乗る事があまりなかったので、ひさしぶりに新鮮な気分でDBの列車に接する事ができた。ごく大まかな感想ではあるが、現在でもICE1が一番ひんぱんに見かける。ICE3のほうがどちらかというと見かける率は少なく、幾分薄汚れている事が多いのは意外であった。ICE 1はだいたいどれもが美しくレストアされ、外装、内装ともにICE3に見劣りする事がない。フランクフルトーベルリンは往復ともICE1であり、行きはGrossraum,,帰りはAbteiiの指定をとった。屋根の高い食堂車もなかなか明るくて気分がよく、やはり食堂車での食事は旅行気分格別。日本もなんとかしてほしい。
ダイヤはかなり余裕を持って組んであるらしく、ときには速く着きすぎて、しばらく停車する、ということもある。改めて、日本の新幹線とは、まったくちがうシステムだから当たり前、と言えば当たり前なのだが、在来線の中での特別な列車、という感じがする。在来線を改良した路線、新線などを渡りながら走るのだから、概して新幹線のようにいつも200キロ以上で走っている訳ではないし、平地を走る事が多いから、羊や牛の放牧を見ながら走る事が多く、速くても「のどかに旅行をしている」という余裕のある気分になれる。ICEの走る区間のポイントはとても日本では見る事のできない緩いカーブで、これにはよほどの土地の余裕が必要であろうと思う。
反面、従来の客車列車のICをみかける事が極端に少なくなった。比較的短区間の急行はREでシルバリンゲよりはすでにダブルデッカーが主流のペンデルツークで。機関車はさまざま。今は112型となっている旧東独製の四角ばったのががおおい。112と114はどう違うのでしょうか。さすがにシルバリンゲも影が薄くなってきたようにみえる。
今日日本に無事(でもないが)帰国しました。
ダイヤはかなり余裕を持って組んであるらしく、ときには速く着きすぎて、しばらく停車する、ということもある。改めて、日本の新幹線とは、まったくちがうシステムだから当たり前、と言えば当たり前なのだが、在来線の中での特別な列車、という感じがする。在来線を改良した路線、新線などを渡りながら走るのだから、概して新幹線のようにいつも200キロ以上で走っている訳ではないし、平地を走る事が多いから、羊や牛の放牧を見ながら走る事が多く、速くても「のどかに旅行をしている」という余裕のある気分になれる。ICEの走る区間のポイントはとても日本では見る事のできない緩いカーブで、これにはよほどの土地の余裕が必要であろうと思う。
反面、従来の客車列車のICをみかける事が極端に少なくなった。比較的短区間の急行はREでシルバリンゲよりはすでにダブルデッカーが主流のペンデルツークで。機関車はさまざま。今は112型となっている旧東独製の四角ばったのががおおい。112と114はどう違うのでしょうか。さすがにシルバリンゲも影が薄くなってきたようにみえる。
今日日本に無事(でもないが)帰国しました。
2014-09-12 20:09
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コメント(7)
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>今日日本に無事(でもないが)帰国しました。
取りあえず、お帰りなさい。
でも何があったのですか?
ICE1の食堂車は屋根が高くて解放感が有って良いですよね。
私も好きです。DBの食堂車も良いですが、チェコ、とかハンガリーECの食堂車も雰囲気が有って良いですね。
by masato-marklin (2014-09-12 21:22)
kobaさん無事のご帰還何よりです。
今度お会いした時にぜひお土産話をお聞かせください。
お疲れさまでした。
by abe (2014-09-13 09:10)
masatoさん
ICE1も編成によって食堂車がちがうので、屋根高の車両に当たり合わせるのは運次第、ということのようです。
旅行にいろいろな事はつきもので、今回のように全く予定を立てないで、いきあたりばったりの旅行では当然予期しないことも起きます。でもそれも旅行の面白さの一つ、と思います。あらかじめ綿密にプランを立てて、その通り行動する旅行も几帳面な人には良いのでしょうが、私にはあまり向かないのです。
by klaviermusik-koba (2014-09-13 09:12)
abeさん
いろいろお心にかけていただいてありがとうございました。年の割には元気に行動できたのは良かったと思います。
by klaviermusik-koba (2014-09-13 09:16)
ICEは場所によって見かける車両が異なります。ベルリンですとICE 1、ICE 2、ICE-Tはよく見かけるはずです。一方、ICE 3はケルン・フランクフルト新線を中心に旧西ドイツ地域での運用が多く、現行ダイヤではベルリンには全く乗り入れていませんので (おそらく旧東ドイツ地域への定期運用自体ないはずです)、あまり見かけなかったのはその影響もあるかもしれません。
ICE 1の食堂車の食事は確かに格別ですね。ICE 1の食堂車は全て屋根が高いタイプです。屋根が高くないタイプが連結されているのはICE 2ですね。最近は、ICE 1の一部は短距離の列車に使用されるようになり、食堂車が外された編成もあるようです。
112と114はDR 243形をベースに高速化が図られた電機で、製造時期の違いがある他は、ブレーキの違いがあるくらいです。でも、ブレーキ装備の違いで112形は最高160km/h、114形は140km/hとされています。
by HUH (2014-09-20 20:17)
なるほど、いろいろありがとうございました。そういえばフランクフルトでは割にICE3を多く見かけました。フルダで多くのICEが連絡交差するのは圧巻ですね。のちに食堂車の屋根が一般客車と同じになったのは、スピードアップの関係もあるのでしょうか。
by klaviermusik-koba (2014-09-20 22:04)
フランクフルトにしても、列車によっては中央駅に立ち寄らず空港駅からマンハイムに直行しますので、案外ICE 3をまとめて見る機会は少ないかもしれませんね。
フルダも印象的ですが、個人的には定時運行なら1時間おきにICE 1とICE 3が同一ホームで接続するマンハイム中央駅がドイツらしくて好きですね。
by HUH (2014-09-20 23:53)