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パリのテロ事件(1) [一般向け]

私がこれまで経験した限りでは、人間、一人一人個人として付き合うとどこの国の人も悪い人など、そういないのだ。ところが、国家が絡み、宗教が絡むと人間は不寛容になるようである。このパリ事件は根が深い。フランスやロシアやアメリカがシリアを攻撃して解決する問題でもない。キリスト教とユダヤ教、イスラム教は根っこが同じで、それぞれが他の宗教に対して基本的に不寛容。ユダヤ教のヤハウェのように「自分以外の何物をも神としてはならない」。契約の宗教である。自分だけが正しく、それ以外は間違っている。いくつも正しい回答があることを認めない宗教や国のあり方が世界を息苦しいものにしている。

この事件は第3次世界大戦になるのではないかという悪い予感もするが、この予感が外れることを望むばかりである。困難でも外交で解決する以外に良くなる方法はないであろう。武力では何事も解決しない。日本ももうテロの標的になっているみたいだから安心していられない。テロというのは大体人の集まるところを狙って起こすから、自分が巻き込まれないためには、人の集まる場所を避けるしかないが、人間社会で暮らしている以上、それにも限度がある。

絶対安全、というところが私には一箇所ある。南相木村。

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